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筋訓練
■筋訓練(M.F.T)とは?
Myo Functional Therapy の略で、日本語訳では筋機能療法です。
簡単に言うと、唇や舌・口の周囲の筋訓練(舌や口の周りの悪いくせを治すトレーニング)です。この指導は行っている医院と行っていない医院があります。
代表的な症状は、さ行・た行・な行・ら行などがうまく発音できなかったり、食べ物を噛み切ったりうまく飲み込めないことがあり、水やお茶で流し込むように食べる・食べるときにクチャクチャ音がする・舌が食べ物を迎えに行く・よくこぼす、口がぽかんと開いて舌が見える・口呼吸などがあげられます。
歯並びが悪い原因が舌や、口の周囲の筋肉にあった場合、どんなに矯正装置で治しても矯正治療後に隙間が空いたり、矯正治療がスムーズに進まないことになります。筋訓練が必要と診断された方が対象です。

訓練は、コミュニケーションを大切にしながら、アレルギーや鼻疾患、全身疾患などを考慮して月1回、最短約8ヶ月で進めていきます。ご自宅での毎日のレッスンで、悪いくせを取り除いていきます。ご自宅で毎日、クリニックでは月1回のレッスンです。これには、患者さんの努力とご家族の協力が成功のかぎです。

舌を前に押し出すくせがあるため、前歯が咬みあいません。
このままでは、うまく咬みきれないため、筋訓練が必要となります。


■具体的な内容
道具を使った練習では、スティック(アイスの棒のような物)を使って舌の筋肉を鍛えたり、スプレーを使って正しい飲み込み方を覚えます。
ほかに、ボタンを使って唇の筋肉を強くします。

スティックを口唇ではさんで口を閉じる筋肉をつけていきます。
この時、鼻呼吸をうながしていきます。
スプレーで水を入れて正しい飲み方を練習します。
ボタンに糸をつけて口唇で飛び出さないように押さえ、口のまわりの筋肉(口輪筋)をつけていきます。
どのくらい筋肉がついたか口輪筋を測ります。

■患者さんやご家族の感想(まだ矯正装置をつけてない方)

患者さん: (1) 上下前歯の隙間が無くなって見た目がよくなって嬉しい。
  (2) 飲み込む時に、むせなくなった。
  (3) 話しやすくなった。(前はよく、話しの途中、何て?と聞かれたけど、最近聞かれなくなった)
  (4) 食べる時に飲む水やお茶の量が減った。流し込まなくなった。 
  (5) ハムや海苔が噛み切れるようになった。 
     
お母様: レッスン開始後3ヶ月〜6ヶ月に質問するとまず、レッスンをして変わった!とおっしゃいます。
  (1) 見た目がよくなった。歯や口元が変わった(前歯の隙間がなくなった。口元が引き締まった)
  (2) 食べ方がよくなった。
  (3) 発音が変わった。 
…学校の先生から食べ方がよくなりましたね!と言われて驚いたという感想もありました。
  (4) ふと見ると、口を閉じている。
  (5) 口呼吸から鼻で呼吸できるようになった。

筋訓練前 筋訓練後
上下の前歯にすきまがあります。
筋訓練を行って8ヶ月経過。
上下のすきまが閉じてきました。
これから、前歯のねじれをなおすため、
上の歯のみ矯正装置をつけます。
本来のくせを直してからつけることで、
装置をつけている期間を短縮できます。


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